2016-07-31から1日間の記事一覧

カラマーゾフの兄弟 第2編

第2編は修道院に集まったカラマーゾフの父子兄弟、そしてミウーソフらが長老の部屋を訪れ、修道院長の食事に招かれ、そして帰るまでの話である。 フョードルを道化役の主人公とした、ドタバタ劇場である。 卑しく醜い言い争いに対して、長老や修道院長がど…

カラマーゾフの兄弟 第一編まで

古典的、有名であるにもかかわらず、今まで一度も読んだことがなく、 しかし興味のあった、カラマーゾフの兄弟について ようやく取り組み始めたので、ここに覚書を書こうと思う。 ドストエフスキーの著作は以前、大学の時に『罪と罰』を呼んだことがあるだけ…